金敬善韓国語学院
ハングルを楽しむ語学学校「金敬善韓国語学院」ひとクラス10名までの少人数制だから上達の早さが違います!
 
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「どこまでもあたたかかった初めての研修旅行」

(早朝クラス 木村賀洋)   

 私にとって、初めての研修旅行が終わった。
今回、私たち金敬善韓国語学院の生徒が訪れたのは、釜山からすこし北に位置する蔚山市・蔚州郡西生里。 金海国際空港から約2時間バスに揺られ、お世話になる西生里の村へ。食堂には、すでに私たちのための夕食が用意され、 笑顔いっぱいの婦人会の皆さんが出迎えてくれた。私たちをどんな風に受け入れてくれるのかと、正直とても不安だったが、 「オソオセヨ〜」という明るい声がすべてをかき消してくれた。アジュンマたちが賑やかにご飯をよそい、スープを配り、 その間中も私たちを気遣うような笑顔をたたえてくれる。おいしい食事とともに、そんな気配りに胸がいっぱいになった瞬間だった。
 その夜、たまたま同じ食堂で、私を含む4人はホームスティをすることになり、さっそく日本からのお土産とともに自己紹介をした。 何がいいかと悩んだ末に選んだ着物柄の根付けは、「足が悪くならないように」という意味を込めたスリッパ型。 それにリップスティックを添えて渡すと、その場で開けてくれ、すべてのお土産を手にして「プジャ(富者)みたい!」と喜んでくれた。 よかった…と、とりあえずはホッ。
  冷え込むのではという心配をよそに、西生里は暖かく、宿泊したオンドル部屋は暑いくらい(?)で、それが韓国の皆さんの 温かさと重なった。ホームスティ先で早朝から連れていっていただいた温泉。村長さんの引率で、蔚山市内の市場を回ったときにいただいた熱々のおでん、トッポギ、饅頭。そして、釜山市内での韓国観光公社の皆さんによる歓迎会での充実したひととき。すべてが忘れられない思い出となっている。


旅行中に出された課題の結果をクラスで発表 する賀洋氏。課題は「釜山のOLにアフター5についてインタビューせよ!」でし た
  さて、今回の旅行の大きな目的は2つ。一つはキムジャン(キムチの漬け込み)への参加。白菜を塩水で洗い、 一晩おいてから、あらかじめ作ったヤンニョンを白菜の葉一枚一枚に塗っていく。最後に、一番外側の葉を残して内側に 折りたたみ、残した葉を紐代わりにしてクルクルと結べば出来上がりだ。やってみるとなかなかうまくいかず四苦八苦。 最後は、アジュンマが出来たばかりのキムチを口に運んでくれてパクリ!協同作業は本当に気持ちが通じるのが早いと実感させられた。
  そしてもう一つが、この村に残る歴史を知ること。文禄・慶長の役で、この地に日本人が築いた西生浦倭城を見学し、その意味を考えるというもの。山頂にある天守閣跡から眺める海はおだやかで、天気がよければ対馬までも見えるという。本当に日本と韓国は近い国だ。その分、交流が盛んで、また悲しい歴史もある。しかし、それを韓国の方々が受け入れ、 「戦いは喜びを生むことはないし、私たちが新しい歴史を作っていきましょう!」と語りかけてくれたとき、負の歴史を知り、 それを未来にどう生かすかが重要なのだと理解できた。韓国語を学ぶことで、その一端が担えればと思う。
 恥ずかしい話だが、韓国語を習って日がたつのに、なかなか上達せず、今回の旅行でも悔しさと反省の日々だった。 でも、単語だけでしか伝えられない私にも、「うん、うん、」とうなずいてくれ、笑顔で接してくれた皆さんに涙がこぼれそうになることもしばしば。 もっと勉強して、もっと意思疎通したいという決心が生まれた旅行となった。
 最後に、私たちにこういう経験をして欲しいと、困難な内容でも、現実に向け走り回ってくれた学院理事長、先生、そして、 その熱意を汲んで、素晴らしい時間を与えてくれた韓国観光公社をはじめ蔚山市の皆様方の”絆”と”パワー”に感動した。
 温かい心と燃え上がるような情熱、とにかくすべてがホットな国、韓国。そんな魅力をあらためて感じられた今回、参加し本当によかったと思う。できるなら、今度は私たちが迎える側になり、日本のことをもっと知ってもらえるような機会を作れたら…と願う。
キムジャン体験とホストファミリー紹介 加藤清正築城の倭城 原子力発電所見学
蔚山市内自由探訪 大歓迎パーティ 蔚山工場見学
蔚山駅でのお別れ 観光公社主催 歓迎晩餐会 体験レポート

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